子どもがやる気になる!「難しい曲」と感じさせないちょっとした工夫のヒント

こんにちは

うたこままです。

子どもの練習をみていると、慣れた曲は練習するけれど、新しい曲になったとたんに拒否反応を示して、練習してくれない。

そんな時ありませんか。

弾ける曲は楽しんで弾くのに、新しい曲には なぜ そうなるのかを考えてみました。

子どもは、まったく知らないメロディーを出されると弾けないように感じ、やる気が起きないことがあります。

新しい曲がスラスラ弾けるようになるまでには、

  • 1:音符をよむ
  • 2:弾けない箇所を弾けるよう練習する
  • 3:通して弾けるようにする

ここまで、子どものモチベーションを維持する必要があります。

大人は、繰り返し練習すれば出来るようになると経験から知っていますが、子どもは経験値が低いため、「弾くためにはどうすればよいのか」がまだ十分に理解できないことがあります。

そんなとき、周囲の大人の手助けがあると、壁を乗り越えやすいかもしれません。

私が、うたまろと新しい曲を練習するときに心掛けていたのは「難しそうにみえない楽譜」を作る工夫でした。

実践してみてよかったことを記載しますね。

  • 楽譜を拡大コピーする
  • 曲の中で繰り返しでてくるメロディーやメロディーのルールを探してみる
  • 部分練習は練習回数を明確に伝える

楽譜を拡大コピーする

一般的な楽譜はA4サイズ前後くらいが多いかと思いますが、小さい子どもの視力では、音符が小さくて見づらかったり、音符どうしがくっついるため、音符がたくさん並んでいるように見えたりして「難しそう!できない」かのように思えてしまうことがあります。

そんなとき、楽譜を拡大することで、音符が大きく見やすくなりすっきり見えやすくなることがあります。

うたまろも、教本のままだと、音符がちいさくて、目が疲れた~とよく言います。

そんなとき、楽譜を拡大コピーしたり、難しい小節だけを拡大コピーして練習します。

楽譜と楽譜を横並びに張り付ける時は、セロハンテープではなく、3Mのようなサージカルテープがおすすめですよ。

セロハンテープですと、時間がたつと劣化しパリパリになって剥がれ落ちてしまうためです。

楽譜同士を裏表で張り付ける時は、みずのりではなく、スティックのりがおすすめですよ。

楽譜がしわしわになりにくいですよ。

曲の中で繰り返しでてくるメロディーやメロディーのルールを探してみる

新しい楽譜を全部練習しないといけないと思うとゴールを遠く感じ、やる気も減ってしまいます。

曲の中に、繰り返しでてくる同じメロディーを見つけて、「この小節が弾けるとここも弾けるよ」と示してあげると、ハードルが下がりますよ。

同じメロディーの小節を同じ色で囲ってあげるとわかりやすいです。

メロディーのルールを見つけて教えてあげるのも一つです。

「ミレド・ファレド・ソミド。最後の音は全部 ド だね」

「ドミソ・ドファソ・ドレソ。3つの音の真ん中の音だけが違うね」のように。

「全部が新しい音で全部頑張らなきゃ弾けない」と思うより、ここさえ頑張れば弾けるかもと希望をあげてくださいね。

今、子どもが弾ける音だけで弾ける箇所をふやしていく

すらすら弾けるようになるまでは、「ここは弾ける」箇所を少しづつ少しづつ増やしてあげると良いですよ。

譜読みの方法は、人それぞれで、楽譜の最初から順番に読んでいく方や難しい箇所から練習する方も、いらっしゃいます。

子どもが今、「弾ける音が並んでいる箇所にいくつか音を足せば、もう少し弾ける部分が増える」ような箇所から読んでいくのも一つの方法です。

必ず、最初から読んでいかないといかないわけではなく、弾ける部分を増やし、最後にパズルのようにはめあわせていけばよいのです。

部分練習は練習回数を明確に伝える

弾けない箇所の練習方法として、うたまろには、「1小節を5回」のように明確に回数を伝えています。

ゴールがわかっていた方が、うたまろは練習意欲がわくようでした。

もちろん、5回で弾けるようにはならないので、それを日に2~3回繰り返しました。

子どもは、大人と違い器用です。

大人は、一日、練習しないと指の動きが鈍ることがありますが、子どもは一日、通し練習をしないくらいで全く弾けなくなるようなことはないようです。

「今日は、この部分だけ練習しよう」のようにその部分だけに集中する日があっても良いかもしれませんね。

おまけ

コピーした楽譜を張り付ける時のおすすめツールをご紹介しますね。

楽譜と楽譜を横並びに張り付ける時は、セロハンテープではなく、3Mのようなサージカルテープがおすすめですよ。

セロハンテープですと、時間がたつと劣化しパリパリになって剥がれ落ちてしまうためです。

楽譜同士を裏表で張り付ける時は、みずのりではなく、スティックのりがおすすめですよ。

みずのりは、水分が多いので楽譜がしわしわになってしまいますが、スティックタイプですとしわしわになりにくいですよ。

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